尿失禁 ハイフ 顧客を訪ねて
本日、盛岡の鈴木こうもん科クリニックに前納品したハイフの治療を見学してきました。
鈴木先生はネットで私のブログを読んで、ハイフに詳しそうだとおもって、
私にメールを送ってくれたのがつながりで、知り合いました。
鈴木先生は盛岡で肛門外科を開業されており、ハイフは尿失禁や便失禁を目的として
使っていました。
膣からの尿失禁だけでなく、直腸からハイフを照射して直腸脱や便失禁に関する治療をハイフでされているのは、
日本でも鈴木先生お一人だけだと思います。
私は、ハイフ本体には詳しいのですが、尿失禁や便失禁の治療についてはあまり知識がありませんでした。ただ、鈴木先生の意見んを聞いて、より改良したハイフを一台納品しました。
いままで、手動で回転させていたハイフを、ソフトウェアで自動的に回転する機能を搭載したハイフです。
そして今日、鈴木肛門外科で実際の尿失禁の治療を見学してきました。
結論からいいますと、僕はとても幸せな気持ちになりました。
鈴木先生は地域に根ざした、医療をされている方です。
尿失禁の膣へのハイフ照射を一回3万5千円でやってました。
ちなみに、東京で受けたら30万円くらいです。
しかも、今日僕が治療を見学させていただいた、患者さん関しては、
お金がないだろうということで、3千円で治療していました。
よく昔の美談で、治療費の代わりに、野菜もらったり、魚をもらったりという話を聞きます。
しかし、この2018年でそのようなことをされている先生はほとんどいないと思います。
特に、東京で開業しているわたしには、すごく新鮮でした。
鈴木先生にもお話させていただいたのですが、ハイフというのはすでに確立された技術です。
本体そのものは非常に安く作ることができます。
だからそれを、安く提供して、鈴木先生のような、赤ひげ先生のお役に立てたことは
僕からするととても嬉しいことです。
このブログで何度も言っているとおり、ハイフは成熟した、技術なんです。
安く製造することは容易いのです。
しかし、現状はどうでしょうか。代理店がおもちゃみたいなちゃちいハイフ輸入してを
ボッタクリに近い金額でクリニックに売る。
こんな相場がまかり通るのは日本だけです、悲しいくらいガラパゴスです。
世界の流通から隔離、遮断されています。
それを買ったクリニックが高額な治療として、患者さんに提供する。
ハイフを錬金術の手段として使用されてることは非常に悲しいです。
しかも、膣用ハイフを使用しているクリニックの多くは美容外科です。
泌尿器科でも、婦人科でも、肛門科でもありません。
その臓器に対して、ほぼ素人なのです。
メーカーから買って、メーカーの推奨しているパワーで照射することがほとんどです。
だけど、メーカーの推奨するパワーというのは効果がいいパワーではなく、あまり知識のない
医師が使ってもトラブルにならない弱いパワーのことなんです。
そんな人が、鈴木先生のような専門家と同じレベルの治療をできるはずがありません。
現に、今日も鈴木先生は、最強パワーでやらないと照射しないとダメとおっしゃっていました。
僕は、美容外科のような女性器に関して、素人当然のクリニックが金儲けの手段として
膣用ハイフを使うことは良いとはおもえません。
鈴木先生のような、専門家が患者さんのことを本当に思って治療するような医師に使って欲しいと思っています。
東京から盛岡までの交通費は往復で3万円程です。
日帰りで行っても東京で受けるよりお釣りがきます。
皆さん、ぜひ盛岡までいって、治療を受けてください。
また、お金儲けではなく、本当にハイフで尿失禁、便失禁を勉強されたい医師は
鈴木先生のところに見学に行かれることをお勧めします。
僕は、鈴木先生がハイフを当てたおばあちゃんが嬉しそうに、すごく良くなったのを聞いて
すごく感動したという言葉をわすれることができません。