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Pico LaserのPulse duratioは正確なのか?

今、日本国内では色々なメーカーのPico Laserがクリニックや病院で使用されています。
これらのPico Laserには定期的なメンテナンスが必要です。
なぜならば、パワーダウンなどの色々な問題が発生するからです。
レーザー装置にメンテナンスは必ず必要です。

さて、メンテナンスされたPico LaserのPulse durationは正確に規定のPulse durationとなっているのか?が今回の内容です。

あるメーカーのPico Laserには、Resonator(レーザー発振器)内部にいろいろなセンサー内蔵されているのですが、その一つがPulse duration Sensorです。

この装置は自らのPulse durationを常にモニターしており、Pulse durationが規定範囲から逸脱した場合にErrorを表示する機能を持っています。

当然サービスマンはこのPulse duration Errorを修正するためにメンテナンスを実施しますが、その時には必ずレーザーのPulse durationを測定するのです。

このPulse durationの測定とはResonator内部のPulse duration Sensorの信号を測定するのではなく、実際にレーザービームの一部を光路から取り出して、専用のディテクターに照射し、その信号をオシロスコープで測定するのです。

実際にこの作業をしなければ、正確にPulse durationは測定できないはずです。

もし、Pico Laserのメンテナンス時にこれらの専用測定器を用いることなく作業をした場合、規定どおりのPulse durationになっているか否かが怪しくなります。

ちなみに、Pico LaserのPulse durationを測定するための測定機器類は、300~400万円ほど必要になるらしいと聞きました。

測定器類も機器本体同様に高額です…

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