才能を発揮できないエジプトエンジニア
母国では才能を発揮できなかったエジプト人。
今、一緒にアレキの脱毛レーザーを3人のエンジニアチームで作ってる。
うちの日本人エンジニアとアンディっていう中国人エンジニアと上の動画のエジプト人エンジニアヤッセル。
上の動画の彼がヤッセルで、友人がエジプトでスカウトしてきたエンジニアです。
エジプトの大学卒業後、韓国でレーザーの博士号まで取った優秀なエンジニアです。
だけど、エジプトに帰った彼はその才能を発揮できずにいた。
優秀なエンジニアがいても、それを発揮する環境がエジプトにはないのだ。
部品を製造できないのです。なんでも輸入に頼らざるを得ない。
エジプトでは、
電源も、コンデンサーも、フラッシュランプも、外装も作れない。
モノづくりには、その国で工業の基礎が必要なのです。
まずは鉄鋼業、つまり鋼の生成、これがないと、工業の発達は不可能なのです。
たとえ、医療用のシンプルなレーザーであっても、
それを作るには、製造する国において工業的な、軍事的な技術の背景がないと、作れない。