美容医療レーザー業界の3大トンデモ理論
美容医療レーザー業界の3大トンデモ理論
第3位
ピコレーザーのパルス幅が短くなるにつれ、それに合わせた新理論が登場する。
750ps→これ以上短くなるとプラズマが発生するから750psが最適である。
300ps→メラニン顆粒の応力緩和時間370ps。生じる衝撃波をメラニン顆粒の中に留める
には理論上はこの数値以下の発振時間が必要です。だから300psが最適
もっとパルス幅が短くなるとどんな新理論が登場するか楽しみである。
しかし、ピコレーザーが優れてることは間違いないので、まあ広告としては許される範囲かと。
第2位 蓄熱式の脱毛レーザーのバルジ理論。
日本にしか存在しないトンデモ理論。おかげで、今はエステ脱毛までバルジバルジ。
あんな誰でも製造できるダイオードレーザーをよくぞここまでブランディングしたね。
あっぱれ。あんな製造原価の安いものが日本で1000万で売れるんだからね。
それもこのトンデモバルジ理論のおかげだね。あっぱれ あっぱれ
第1位 ウルトラアクセントの横波による脂肪細胞の細胞膜破壊理論。
これは本当に衝撃、物理学を無視した、妄想医学。
横波で細胞膜破壊って笑
水素水でガンが治ると同じレベル。
さすがに効果がなさすぎて、市場から速攻で廃れていった。
歴史に残るトンデモ理論だったわ。
よくある勘違いなんだけど、レーザーのメーカーにいるのは工学の専門家なんですよ。
生理学の専門家なんていないんですよ。
とりあえず他社にレーザーを作って、日本の代理店のマーケティング担当者が理論を後付けしてクリニックに売ってるだけですから。そん理論を拡大解釈して、メーカーの開発部にメール送る勉強熱心なドクターもいますが、工学の専門家にそんな臨床の理論を送っても??????って感じですよ。
開発部にそこまで考えてる専門家がいてほしいと思う気持ちはわかりますが、開発部にいるのは残念ながらただのレーザーオタクなので、臨床の理論ことは一切わかりません。
なので返事を濁されるのは企業秘密じゃなくて、どう返事したらいいか困ってるからです。
理論的なことに関する企業秘密なんてほぼ存在しませんよ。この業界、昔からある工業理論を実践してるだけですから。それを安定して、予算内で、メンテナンスが簡単で商品として、生産できるかできないかに秘密はあるけど。
理論は大昔の教科書から変わってないよ。