クリニックのハイフ(HIFU)と音圧の関係 【ハイフ専門】
■HIFUの小型化
HIFUやウルセラをよく知っている方は、当院のスーパーハイフのマシーンの小ささに驚きます。
しかし、私としてはこれでもまだまだ大きいと思っています。
HIFUは同じ性能、出力を保ちつつ、より小型化できるはずです。
HIFUのパラメーターの一つに音圧というものがあります。
トランスデューサーにかかる電圧によって音圧は変化します。
つまり、電圧が上がれば、音圧は上がります。
では、この音圧によって、HIFUにどれくらい影響与えるかというと、実は全然影響ないのです。
焦点の大きさにも関係しません。
強いて言えば音圧は、焦点が目標温度になる時間と関係あるくらいです。
つまり、照射したい組織が目標温度までになる時間は、音圧が高いほど短いくらいでしょうか。
HIFU治療していく上で重要な効果にも痛みにも火傷のリスクにも影響ないので、全然関係ありません。
むしろ、パラメーターはほぼトランスデューサーで決まると言っても過言ではありません。
つまり、何が言いたいかというと、弱い電圧でも少ない電流でも照射時間をソフトウェアでコントロールすれば、充分に効果が出せるということなのです。
だから、HIFUはどんどん小型化することができます。
ソフトの本体をスマホやタブレットに積むこともできます。
つまり、スマホやタブレットでコントロールして、小さいポータブルでかつ高性能なHIFUマシーンを作ることも難しくありません。