ハイフのよくある勘違い アクリル板
ハイフ(HIFU)をアクリル板に照射しても出力の確認はできません。
あくまでも、振動子(トランスデューサー)の動きを確認することしかできません。
超音波照射の強さの参考には全くなりません。
なぜならアクリル板は、個体で超音波吸収が非常に高いので、
強く反応して当たり前なんです。
アクリル板で強く反応したからといって、出力が強いわけではありません。
弱い出力でも、アクリル板では強く反応します。
逆に、アクリル板であまり反応しないからといって、
ハイフに問題があるというわけでもありません。
照射の方向が上向きで、ハンドピース内の空気が照射の邪魔をしていることもあります。
もしくはアクリル板の深さと ハンドピースの焦点の深さがあってないだけです。
正しく、ハイフの出力を測定したい場合は、
ファントムと呼ばれるゲルシートを使用します。
もしくは廉価のゲルシート+熱感作シートを組み合わせます。