なぜ日本のIPL治療はダメなのか。
日本のIPLはアジア諸国に比べても遅れています。
今や、波長を100nmずつ切る技術が一般化されているのに、
日本では未だに、昔の片方しか、波長を切らない技術のIPLフィルターを
使ったIPLが主流です。
例えば、当院ではシミ 赤み などに合わせて、
500nmー600nm 550nm ー650 nm 650nmー750nm
のフィルターを組み込んだハンドピースを使っています。
しかも、透過率が高く、非常に精度が良い。
しかし、多くのクリニックで使われる欧米メーカーのIPLは
このような既製品を使っているだけです。
このような 480nmー1200nmのような大雑把なIPLを使用しています。
欧米人にはこれでも良いのだろうが、アジア人には明らかに
より細かく波長を区切ったハンドピースの方が圧倒的に効果が良いです。
しかし、学会の大御所と呼ばれる先生たちは決してこのような発表をしません。
普段お世話になっている欧米メーカーの代理店の顔を立てているのでしょうか。
当院で使用されるハンドピースの中の偏光フィルターは、
テレビメーカーの技術部に、特注で発注しています。
こんな既製品に負けるわけがありません。
負けるわけ要素がなさすぎます。
アジア人には、アジア人にあったIPLを使うべきです。