エンジニアの会合 話題はピコレーザー IPL
先日、韓国系レーザー会社のエンジニアAさんと アメリカ系レーザー会社のエンジニアBさんと
3人で食事しました。
同じ業界で異なる会社の社員が集まるわけですが、絶対会社にバレてはならない会合です。
エンジニアが3人集まれば、今ホットな話題はもちろん、ピコレーザーです。
あとは、会社の愚痴とか、古巣の愚痴とか、他の会社の噂ですね。
3人で、集まって、あそこのピコがどうこういうのは非常に楽しいです。
「サイノーシュアのピコシュアって出力安定してんの?」とか
「キュテラのエンライトンの670nmに変換する有機ダイってどこの会社から買ってるの?」とか
「イスラエルのA社も今度ピコレーザー出すらしいですよ」とか
「韓国のあの会社のレーザーはいいもの作ってるのに販売力弱いね」とか
なかなか楽しいです。
美容医療業界のエンジニアが好きな分野はみんなレーザーなんです。
レーザーって面白いんですよ。
それに比べて、超音波とRFとかは単純で、どこも似たようなものをつく言ってるから
面白くないんです。
実は、IPLフラッシュランプも結構面白いんですよ。
そこでこんな話題が上がりました、
私「欧米のメーカーが作ったIPLってなんでパルス幅とかのパラメーター公開しないんですか?」
エンジニアAさん「ノウハウを知られたくないからですね」
エンジニアBさん「そう思います、日本から問い合わせても一切教えてくれないんですよ」
私「最初からメーカーが決めた数パターンでしか照射できないけど、これって日本人の肌に合ってますか?」
エンジニアBさん「いや合ってないですね。本当のこというと、白人向けです。」
エンジニアAさん「うちは韓国系なんで日本人の肌に適した設定にしています、でもあまり売れてないですね。」
僕は日本のIPL業界が心配になりました。