センターレスシステム
最近ハイフのトランスデューサでセンターレスシステムというのが流行っています。
真ん中に穴が空いているドーナツ状のトランスデューサです。
この形は数年前に韓国製のハイフで流行したものです。
このような構造のトランスデューサを使用した理由はハンドピース内の気泡を逃すための造りでした。
これを焼き直したものがなぜか最近日本で新しい技術かのように入ってきてます。
しかもなぜか、従来のハイフより 球状に照射されるというキャッチフレーズ付きです。
しかしこれは誤りです。
むしろ穴が空いたドーナツ状のハイフの方が焦点を深く照射することができます。
そう、逆なんです。
しかし、そのような違いを出すためには、直径の3分の1ほどの穴を開けないと違いはでません。
今のセンターレスシステムで使われるハイフでは全く差はでません。
本当に気泡を抜くだけのための構造です。
広告を大げさにいうのはいいですが、物理法則に反したことはダメだと思います。
しかし、むしろ、韓国で数年前に流行ったものが焼き直されて、
日本で売られるというのは、日本が遅れているというのを証明しているようで
悲しいことです。