リフトアップのハイフ(HIFU)治療 照射のコツ
たるみに対してよりHIFUでより良い効果を出すために
ウルセラや他のハイフの説明で解剖を熟練している医師のみが照射します!!
と書いているところが多いけど、これってエンジニアの立場で言うと、
そのようなマシーンはまだまだ改良すべきと思います。
理想は誰でも安全に使えて、誰が操作しても同じように結果が出る。
これがテクノロジーの進化だと思うんです。
例えば、馬車に比べて、自動車は操作するのって簡単じゃないですか。
オートマ車ってマニュアルより操作がさらに簡単になり、
将来的には自動運転になれば、操作する者の技術がどんどん必要なくなってくる。
これが、科学者の追い求める形なんです。
HIFU治療も同じで、ソフトウェアによって照射がコントロールされて、
当てる術者の技術が必要ない物ほど優れています。
東京美容医療クリニックのスーパーハイフは今まで人の手で細かく操作していたのを
ソフトウェアで自動化することによって、ある意味、簡単に操作できて、
均一に照射ができて、速くてその結果リフトアップ効果が良い。
そういうHIFUに仕上がっていると思います。
そしてより良い結果を出すためにはどうすればいいのかを考えると
エンジニアとしての立場で言うと、より効率よく、作用させたい範囲を強く照射して、タンパク質変性を起こしたい。
医師としての立場で言うと、やけどせずに、強い出力で照射して、効果の良い治療したいと考えます。
しかし、実際にやけどしないように表面を冷却して、強く照射すると、長期的な効果は良いのですが、
治療した次の日から顔が腫れます。痛みを例え、麻酔で軽減したとしても、腫れは避けられません。
つまり、効率よく焼きすぎたため、組織が炎症を起こし、浮腫となり、それが大きく出てしまうのです。
こうなると、患者さんは困ります。
腫れない、腫れにくい治療だからハイフを選択したのに、こんなに腫れてどう言うことだと!
その経験から、私は最近いくら、テクノロジーが進化して、効率よく組織にハイフを照射しても、
出力が強いと、生体組織の炎症反応が強くなりすぎて、やはり良くないのだなと。
つまり、効果をよく出すためには強く打ちたい。
しかし 強く打つと顔が腫れて、ダウンタイムが長くなる。
このジレンマはどう解決すれば良いのだろうか?
究極に腫れなくて、効果が良いHIFUを作るにはどうしたら良いのだろうか?