Engineer's Blogエンジニアブログ

メーカーとの付き合い2

久しぶりにキレそうになった話

 

光学機器の入荷チェックで見つけた問題をメーカーに報告。

画像と動画で不具合を指摘。

同じ加工部品で同じ手順で組み立てているにも関わらず、動きの硬さや終端部の固着状態が異なります。

だから修正します。

そして修正作業完了。

 

その後メーカーから連絡。

入荷チェックで機械を分解するのは止めてください。

二次故障が起きるから…

 

は⁉(怒)

連絡してきたメーカーのエンジニアは素人なのか?メカニカルな製品のQCってわかってるのかな? 

 

今回は機械工学の分野の指摘でした。

製品の波長変換部のムーブメント(動く部分)の動きの違いや、ムーブメント制御用位置センサーの問題等。

要はアクチュエーターとスライドベアリング、スライドステージなどの精度を判断する製造工程上の検査方法と、マイクロスイッチなどの取り付け工程の問題と推測。

分解しないと絶対に見つからない問題です。

放置すると高確率で故障になります。

 

過去に機械工学も経験しておいて役に立ちました。

機械工学…機械の設計,製作,運転,保守などに関連した工学。材料の力学的性質や応力・ひずみ状態を解明し最適な強度設計を追究する材料力学,熱と仕事の基本的な関係より熱現象とその応用を研究する熱力学,流体の流れに関する問題とその応用を究明する流体力学,機械各部の運動と力の伝達状態を取扱う機械力学,機械要素の形状や関係運動を幾何学的に追究する機構学等々の総称です。

 

で、上記の機械工学の知識でメーカーに質問を投げましたが…

返答はいつまで待ってもきません。多分わからないみたいです…マジで。

専門の担当者はいないのか?

 

隣国のメーカーです。

このメーカーとのお付き合いは終了するか(笑)

 

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