ハイフ(HIFU)治療 痛みと腫れについて

ウルセラは激痛であることは有名だが、HIFUはなぜ痛いのかを考えてみましょう。

痛くないと効果がよくないと言うのは簡単だが、なぜ痛いのかを理解できれば、

痛みを軽減させる工夫はできます。

HIFUと痛みの関係

HIFU治療には2種類の痛みがある。

 

骨に響く痛みと皮膚の下がチクチク刺されるような痛みだ。

頬の近くやおでこを照射するとき骨に響くような激痛が生じます。

この骨に響く痛みは皮質骨による超音波吸収から生じる熱反応である。

つまり焼けて痛いのだ。

これは、照射の角度などの工夫でかなり軽減させることができます。

もう一つのチクチクした痛みの正体はなんだろう?

このチクチクした痛みはウルセラやあらゆるHIFUに共通するものです。

骨の痛みは、骨に超音波を照射しなければ、生じないが、チクチクとした皮下の痛みは避けようがありません。

これをHIFUによって組織が焼かれている痛みだと、考えている美容関係者は多いと思いますが、

それは正しくありません。

その痛みは超音波の運動量が生体組織に伝わったときに生じる撃力みたいなものだと私は考えています。

波には運動量があります。光が運動量を持つのは有名なのですが、音波にも同じように運動量があります。

よって運動量保存則が成り立ちます。

HIFUから照射された超音波が皮下組織に吸収される過程で、波の運動量が、組織の運動量に

極短時間の間に置き換わるんです。

野球においてバットでボールを打つときや、ゴルフにおいてクラブでボールを打つときのように、短い時間だけはたらく大きな力を撃力といいます。

HIFUを受ける時もこれと同じようなことが起きるのです。

この痛みを和らげる方法は、笑気や表面麻酔しかありません。

 

 

HIFUと腫れの関係

HIFU治療は基本的には腫れない治療です。

しかし、中には腫れる人もいます。

さて、どのような人が腫れやすくて、どのような人が腫れにくいのでしょうか?

①HIFU治療で腫れやすい人の特徴

答えは、顔に脂肪が多い人です。痩せ気味の人は腫れが出にくいです。

特に、体は痩せているのに、顔に脂肪がついている人はHIFUの治療後腫れやすいです。

②当てる強さと腫れの関係

高出力でHIFUを照射すると腫れやすいです!

まず前提として、タンパク組織が熱変性を起こしていくわけですから、

炎症と腫れは組織では必ず起こるんです。

ただそれが、外見として、腫れて見えてるかどうかです。

 

つまり、まず一つとして、高い出力で当てると腫れます。

脂肪組織が浮腫みます。

だいたい1週間ほどで治りますが、このむくみが取れた後はすごい引き上げを実感します。