希望部位のリフトアップを期待でき、メスを使わずに気軽に受けられる美容施術として、人気がある糸リフト。
しかし、ネットやSNSを見ていると、糸リフトに関する失敗談など、いろいろな情報が飛び交っています。
そのため、糸リフトを検討している方の中には、失敗が心配だという方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、糸リフトの失敗例やメリット・デメリット、おすすめのクリニック5選ご紹介します。
- 糸リフトはひきつれや肌の凸凹などの失敗のリスクがある
- 糸リフトの失敗は医師の技術不足・カウンセリング不足による部分が大きい
- 糸リフトには肌のハリ・ツヤ感をアップする効果もありおすすめ
- 糸リフトの失敗を避けるには慎重なクリニック選びが必要
- 糸リフトは失敗のリスクはあるが効果的な施術
もくじ
糸リフトとは?
糸リフトとは、たるみの気になる部分に糸を挿入してリフトアップ効果を期待する施術です。
皮膚や脂肪の位置を皮下で引き上げるため、たるみやしわの改善も感じられます。
糸リフトは「切らない」治療で、メスを使わない
糸リフトには溶ける糸や溶けない糸があり、その種類もさまざまなので施術の際はそちらもチェックしてみてください。
また、糸リフトは針の挿入で皮下組織への刺激を与えるため、コラーゲンの生成が促進されます。
そのため、肌のハリ・ツヤ感のアップも期待できる施術となっています。
糸リフトの失敗例
糸リフトの施術は、失敗したという口コミもいくつかみられるのが事実です。
ここではどのような失敗例があるのかをご紹介します。
こちらを参考に、あらかじめリスクについて知っておきましょう。
糸リフトの失敗①ひきつれが起こる
糸リフトの中で最も多い失敗が、ひきつれが起こることです。
皮膚が強く引っ張られることで、ひきつった顔になってしまう場合がある
しかし、施術後は麻酔の影響や強く引き上げていることで、ひきつった顔になってしまうこともあります。
その場合には、1ヶ月ほどで落ち着きます。
それ以上経過しても落ち着かない場合や不安があるときには、早めに医師に相談しましょう。
糸リフトの失敗②糸が透けて見えてしまう
糸リフトをした部位から、糸が透けて見えてしまうことがあります。
糸リフトで使用する糸には様々な種類がありますが、これは太い糸を使用した際に起こり得る失敗
似たようなケースとして、施術部位を触ると糸の感触が残ってしまうこともあります。
顔の皮膚の厚さには個人差があるので、それらを考慮した施術が必要なのです。
糸リフトの失敗③肌が凸凹する
肌の凸凹が出てしまうといった失敗に関する口コミも多くみられました。
糸リフトでは、表皮と並行に糸を入れるのですが、その糸の位置がずれてしまうと肌の表面が凸凹してしまいます。
肌の凸凹はギザギザした突起の大きい糸のときに起こりやすい
こちらは1~2週間で落ち着く場合がほとんどですが、それ以上経過しても改善しない場合には医師に相談しましょう。
糸リフトの失敗④仕上がりが理想とは違う
理想通りにリフトアップが出来ていなかったり、そもそも効果を感じられなかったりということも起こってしまいます。
大きな金額をかけてリスクも背負った施術で、そのような結果になったらそれは失敗と言えるでしょう。
この失敗は、医師の技術不足やカウンセリング不足が原因と考えられます。
医師の技術不足・カウンセリング不足で詳しく解説していきます。
糸リフトの失敗の原因と対策
このような糸リフトの失敗はなにが原因で起こってしまうのでしょうか。
ここではその原因を取り上げて、どう対策していくべきかを解説します。
ひとつずつ解説していきます。
糸の特性によって異なる失敗
糸リフトに使われる糸は溶ける糸・溶けない糸とともに多くの種類があります。
持続性に優れたものや立体感を作れるもの、リフトアップ効果が高いものなどがあり、トゲの有無や糸の太さもそれぞれ
ただ、高い効果を得たいからといってリフトアップ効果が高いものを選べば良いというわけではありません。
リフトアップ効果が高い糸では、ひきつれが起こる可能性は高くなります。
糸の突起が大きいものは肌が凸凹する可能性が高くなり、太い糸は肌から透けてみえる可能性が高まります。
医師の技術不足・カウンセリング不足
糸リフトの失敗は、医師の技術不足・カウンセリング不足によるものが多いです。
施術をする際には、肌質や皮膚の厚さなどに合わせた糸を使ったり引っ張る強さを調整したりする必要がある
しかし、それらへの考慮が欠けているとひきつれが生じる・糸が透けるなどの失敗に繋がります。
また、カウンセリングが不十分で医師との認識にズレがあり、失敗が起こるケースも多々あります。
そういったことを避けるために、以下のことを意識しましょう。
- 糸リフトはどれくらいの効果があるかの認識にズレがないようにする
- デメリットを考慮したうえでどのような施術をしていくかの希望を伝える
- 自分の意図に反する施術を受けることにならないようにする
希望に合わせて併用施術をする
糸リフトは効果の高い施術ではありますが、限界はあります。
なりたい姿によっては、糸リフトでは不十分なこともあるということを頭に入れておきましょう。
その際には、併用施術をすることも考えてみてはいかがでしょうか。
例えば、ハイフや脂肪吸引は糸リフトと併用施術が可能で、リフトアップ効果をアップさせることができます。
糸リフトのデメリット
糸リフトはリフトアップと同時に肌質の改善も期待できる施術ですが、デメリットもあります。
ひとつずつ解説していきます。
効果の持続期間が短い
糸リフトの効果の持続期間は1年~長くて3年程度になっています。
メスを入れたリフトアップ施術の場合、5年~10年ほど持続する
メスを入れる施術に比べ、効果の持続期間は短くなります。
ただ、糸リフトによってハリ・ツヤ感のアップした肌はそのままのことが多いです。
そのハリ・ツヤ感によって、たるみにくいという効果も期待できます。
感染症や失敗のリスク
糸リフトには感染症や失敗のリスクがあります。
溶けない糸を使う際に感染症になってしまうと、皮膚を切開して糸を引きはがすことになる可能性もあります。
溶ける糸を使う際にも、痛みや腫れが出ることもあるので注意が必要です。
感染症が起こるのはまれではあるが、そのリスクも考えておくべき
また、糸リフトの失敗は、治すのに再手術が必要になったり、治るまで時間がかかったりします。
そのため、これらのリスクを頭にいれたうえで施術を検討しましょう。
糸リフトのメリット
糸リフトは失敗のリスクもありますが、それでも受ける価値のある施術です。
他のリフトアップ施術とも比べて解説していきます。
メリットも理解したうえで施術を検討しましょう。
即効性が高く、値段も手ごろ
糸リフトは、リフトアップ施術の中でも即効性が高く、値段が手ごろになっています。
ダウンタイムにもよりますが、施術を終えた日から効果があらわれ、たるみの改善を実感できるでしょう。
メスを入れるリフトアップ施術では、腫れが~2週間続き傷跡は~3ヶ月程残る
糸リフトはダウンタイムも短いため、周りにバレずにすぐ効果が出てほしいといった方におすすめです。
また、料金もメスを入れる施術に比べて、安く済ませることができます。
施術によっては、半分ほどの値段でできることもあります。
肌のハリ・ツヤ感がアップする
糸リフトは、リフトアップ施術ではありますが肌のハリ・ツヤ感にも効果が期待できます。
糸を挿入する際に、皮下組織を刺激するとコラーゲンの生成が促されます。
たるんだ部分の引き上げをしつつ皮下組織も引き締めている
すると、皮膚再生が促進され、肌のハリ・ツヤ感のアップやしわやたるみの改善に繋がるのです。
「切らない」治療でダウンタイムが短い
切開リフトに比べて、糸リフトはメスを入れる必要がありません。
そのため、ダウンタイムが数日~約3週間と短く済みます。
また、メスを入れないため目立たない傷跡で済み、身体への負担は軽くなっています。
溶ける糸による施術もあるため、体に糸が残ることが不安な場合にはそちらを利用すると良いでしょう。
糸リフトがおすすめのクリニック5選
糸リフトはしっかりとしたクリニックで受けることが失敗を防ぐことに繋がります。
是非直接カウンセリングに行ってみて、自分に合うクリニックを探してみてください。
東京中央美容外科
出典:東京中央美容外科
- メニューが豊富で低価格
- カウンセリングからアフターサービスまで充実
- 豊富なメニューの中から自分に合った施術が選べる
東京中央美容外科の特徴
東京中央美容外科は、メニューが豊富で低価格なところが特徴です。
プチ整形から大掛かりな施術まで揃っています。
そしてその豊富なメニューを価格調査を行い、最安クラスで実現しています。
それに加え、カウンセリングやアフターサービスまでが充実しているので、初めての方でも安心できるクリニックです。
東京中央美容外科の糸リフト
東京中央美容外科の糸リフトは大きく分けて3種類あります。
- TCB小顔リフト
- クリアファインリフト
- TCB式小顔美肌再生
挑戦しやすい安価なTCB小顔リフト・クリアファインリフトとオーダーメイドプランのTCB式小顔美肌再生があります。
溶ける糸・溶けない糸どちらもあり、希望に合わせた施術が受けられるのが特徴です。
糸リフトの料金
TCB小顔リフト 1本 | 13,800円 |
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TCB小顔リフト 10本 | 124,800円 |
クリアファインリフト 20本 | 59,600円 |
クリアファインリフト 30本 | 89,400円 |
TCB式小顔美肌再生 (ソフト) 1本 | 114,100円 |
TCB式小顔美肌再生 (ストロング) 1本 | 228,200円 |
クリニック数 | 全国72院 |
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初回カウンセリング | 無料 |
予約方法 | 電話・Web・LINE |
支払い方法 | 現金・各種クレジットカード・デビットカード・医療ローン |
営業時間・休診日 | 10:00~19:00 (不定休) |
品川美容外科
出典:品川美容外科
- カウンセリングでダウンタイムまで考慮に入れた施術の提案をしてくれる
- アフターケアも充実、些細な相談にも対応
- 「専用の特殊な糸」で効果を実現
品川美容外科の特徴
品川美容外科では、カウンセリングを最重視しています。
仕上がりだけでなく、ダウンタイムの程度までを考慮し、提案してくれます。
糸リフトのように失敗のリスクが大きい施術ではこのようなクリニックがおすすめ
また、アフターケアも充実しており、些細な相談にも乗ってくれるので安心です。
品川美容外科の糸リフト
品川美容外科の糸リフト(美肌アモーレ)は効果の実現のために「専用の特殊な糸」を使用しています。
トゲが細かく、「固定フック」がついていることで糸1本で約2㎏のお肉を持ちあげられます。
さらに、腫れや傷跡を最小限に抑える工夫がされています。
仕上がりもきれいになるので安心です。
糸リフトの料金
はじめての美肌アモーレ 4本 | 99,000円 |
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はじめての美肌アモーレ 8本 | 137,500円 |
美肌アモーレ 4本 | 146,880円 |
美肌アモーレ 20本 | 403,040円 |
クリニック数 | 全国38院 |
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初回カウンセリング | 無料 |
予約方法 | 電話・Web |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・デビットカード・メディカルローン |
営業時間・休診日 | クリニックによって異なる |
TAクリニック
出典:TAクリニック
- 仕上がり・ダウンタイムについてのしっかりとしたカウンセリング
- ダウンタイムの回復期間や傷跡にまでの細かい配慮
- FDA、KFDA、CEマークと認可をうけたオリジナルの糸を使用
TAクリニックの特徴
TAクリニックでは要望に寄り添った施術、特にダウンタイムへの配慮が特徴です。
カウンセリングで、施術後のイメージを共有し、要望の仕上がりに近づけていきます。
それだけでなく、ダウンタイム回復も希望に合わせ、適切な施術の提供をしてくれます。
TAクリニックの糸リフト
TAクリニックで使われる糸は最先端のテクノロジーで作られたオリジナルの極細糸です。
TAC式ツヤ肌コラーゲンリフトで使用している糸は、FDA、KFDA、CEマークと認可を受けている安全性が認められたものです。
FDA(米国食品医療品局)、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)、CEマーク(商品がすべてのEU加盟国の基準を満たすものに付けられる基準適合マーク)
どちらのメニューでも医師の技術力が求められるため、糸を的確に扱うことができる医師を厳選しています。
糸リフトの料金
TAC式ツヤ肌コラーゲンリフト 片側1部位 | 22,000円 |
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TAC式ツヤ肌コラーゲンリフト極 片側1部位 | 80,100円 |
クリニック数 | 全国8院 |
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初回カウンセリング | 無料 |
予約方法 | 電話・Web |
支払い方法 | 現金・銀行振込・各種クレジットカード・デビットカード・医療ローン |
営業時間・休診日 | 10:00~19:00 クリニックによって異なる |
東京美容外科
出典:東京美容外科
- 満足度の高い施術のため、メスを握れる医師は限定されている
- 19年間医療事故ゼロの実績
- 糸リフト入れ放題のプランなどメニューが豊富
東京美容外科の特徴
東京美容外科では、満足度の高い施術のために、メスを握れる医師は限定されています。
- 美容外科医師として10年以上の経験のある医師
- 形成外科学会から認定を受けた医師
- 東京美容外科で3年以上の経験をつんだ医師
その結果、19年間医療事故ゼロ(2022年5月現在)の実績をもっています。
東京美容外科の糸リフト
東京美容外科には、糸リフト入れ放題のプランが用意されています。
本数・部位・引き上げレベルを選ぶことができ、さらに他のリフトアップ施術との組み合わせメニューもあります。
その他の糸リフトメニューも豊富で、希望に合った施術を選ぶことが可能です。
糸リフトの料金
オルチャンリフト 1部位両側2本 | 110,000円 |
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オルチャンリフト 5部位両側10本 | 825,000円 |
ミントリフトⅡWink(両側1本ずつ) | 220,000円 |
ミントリフトⅡWink(両側5本ずつ) | 660,000円 |
プリンセスリフト | 385,000円 |
クリニック数 | 全国18院 |
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初回カウンセリング | 無料 |
予約方法 | 電話・メール・LINE |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・デビットカード・医療分割・コード決済(PayPay・下関院、佐賀院、諫早院の3院は除く) |
営業時間・休診日 | 10:00~19:00・毎日営業 |
聖心美容クリニック
出典:聖心美容クリニック
- 医師によるカウンセリングで自分に合った施術が受けられる
- シミュレーションシステムで術後のイメージを細かく共有できる
- 糸リフトのメニューが豊富に用意されている
聖心美容クリニックの特徴
聖心美容クリニックでは、医師によるカウンセリングで自分に合った施術の提案をしてもらえます。
さらに、シミュレーションシステムを使用しています。
それにより、術後のイメージが医師と細かく共有でき、安心して施術が受けられます。
聖心美容クリニックの糸リフト
聖心美容クリニックは糸リフトのメニューが豊富に用意されています。
- アンカーMAX
- TESSリフト
- アンカーDXダブル
- アンカーPlus
- アキュパンクチュアリフト
- スプリングスレッドリフト
- プレミアムディメンショナルリフト
- YOUNGSリフト
- G-Cogプレス
- N-COGリフト
- アンカーリフト
それぞれのメニューでメリット・デメリットが異なるので、自分に合った施術を選ぶことができます。
傷跡が目立ちにくく、ダウンタイムを短くする工夫がなされています。
糸リフトの料金
スプリングスレッドリフト (両側4本) | 352,000円 |
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スプリングスレッドリフト (両側8本) | 561,000円 |
プレミアムディメンショナルリフト(両側6本) | 418,000円 |
プレミアムディメンショナルリフト(両側12本) | 605,000円 |
アンカーリフト(両側12本) | 275,000円 |
クリニック数 | 全国10院 |
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初回カウンセリング | 無料 |
予約方法 | 電話・Web・LINE |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・メディカルローン・デビットカード・QRコード決済 |
営業時間・休診日 | 10:00~19:00 クリニックによって異なる |
糸リフト 失敗 | まとめ
糸リフトの失敗は、ダウンタイムが長い美容整形です。
その失敗を避けるには、慎重なクリニック選びと、正しい知識を得ることが必要です。
失敗のリスクやメリット・デメリットを知ったうえで、自分に合った施術を選びましょう。
- 糸リフトはひきつれや肌の凸凹などの失敗のリスクがある
- 糸リフトの失敗は医師の技術不足・カウンセリング不足による部分が大きい
- 糸リフトには肌のハリ・ツヤ感をアップする効果もありおすすめ
- 糸リフトの失敗を避けるには慎重なクリニック選びが必要
- 糸リフトは失敗のリスクはあるが効果的な施術