信者ビジネス

信者ビジネス

 

僕は開業する前に何個かの美容外科で働いてきて、そこから、いろんなクリニックの自分が思う良い点悪い点を取捨選択して、 

開業している。 

ビジネスモデルとして、一番影響受けたのは、ぼくが開業する前に在籍していた、 

湘南美容外科。 

価格は透明だし、コスパがいいというのが売りだった。 

ぼくはこのやり方が好きだった。 

だから開業しても、同じようにコストパフォーマンスを重視したクリニックにしてる。 

その反面僕が一番嫌いなビジネスモデルが信者ビジネス。 

それはどういうやり方かというと、個人のクリニックで、院長先生のファンというか、 

信者がいて、その信者たちは院長先生を信じてるから、勧められるメニューを受けるという感じ。 

もちろん信者ビジネスだから、単価が高い。 

でも、権威とかそういうのが好きな人が多いから、院長先生に勧められたら、まあとりあえず受けてみようかなと。 

僕も昔、開業するまえにこう言われたことがある『高君、開業したら大事なのはいかに多く信者を作るかだよ!』 

でも、いまとなってぼくははっきり言える。そんなビジネスはクソだ。 

信者ビジネスって中身は患者さんに必要ない治療を受けさせる算術そのもの。 

 

たとえば、昔からよく言われてるのは、歯医者は治療回数をわざと多くして、 

いつまでも通うようにしている。って。 

 

その真偽はわからないけど、もしそういうことされたらすごい イヤでしょ? 

まあ、現状の美容医療でのシミ治療とかは思いっきりこの方式だよね。 

 

すぐにとれるシミを、だらだらコース組んで、できるだけ通うようにしている。 

 

大体10回コースとか組んで、最初の数回はめっちゃ弱い出力で照射する。 

いや もうその数回 必要ないやん。 

 

僕は信者なんかいらない。 

僕を妄信しなくていい。ただ、科学を信じてほしい。 

レーザーは物理学と分子生物学。 

ただそれを信ずるのみ。 

 

 

 

僕はコミュニケーションはそんなに上手ではない。 

いわゆるコミュ障なところがある。 

だから、洗脳もしないし、患者さんの前でうーんって悩むこともあるし。 

たまには、デリカシーがない発言をすることもある。 

 

でも、僕は絶対に患者さんからぼったくりはしない。 

嘘もつかない。 

効果ないものを効果があるようには死んでも言わない。 

科学的に間違ってるものは間違ってるという。 

 

 

あと、ぼくはお試しは価格が安いから、わざと効果があまりないように、弱く打つっていう 

やり方が嫌い。 

なんやねん なんでそんなセコイことするねん。 そんなことしてもなんも生産性ないやん。 

弱く打てったらお試しになってないやんけ。 

 

普通に効果あるように照射したらお前に損でもあんのかい。 

だから、うちは初回でもめっちゃ普通に強く打つ。 

一番効果が出るように照射する。 

だから、一回でシミが全部とれた人もめっちゃいる。 

たしかに、通わせて、お金どんどん使わせることはできへんけど。 

そんなん、別に大した金額ちゃうやん。 

 

税金払ったら半分くらいしか残らへんやん。 

ホームページで患者様に寄り添ってとか書いておきながら、せこいことすんなよ。 

 

ぼくは、これからも、嫌われながら、価格破壊でやっていこうとおもいます。 

 

 

 

 

 

 

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